エアコン室外機の分解手順です。分解は簡単ですがネジの数が多いので電動ドライバーは必須です。

手順1.上部パネルカバーを取り外す

側面に数個のネジで取り付けられいるので、全て緩めて取り外してください。機種によっては前面や背面にもネジが取り付けられている場合がありので注意が必要です。難しいところはどこにもありませが、設置場所によっては、間隙が狭くて普通のドライバーが使えないことがあります。その場合は、長さの短いドライバーやラチェット式ドライバー等を使用してください。

手順2.前面パネルカバーを取り外す

前面パネルは側面パネルと一体の場合と別々の場合があります。ファン部分にネジが隠れていたり、配管、配線部分のプラスチックカバーを外さないと取れなかったりします。もしわからなければ片っ端からネジを取り外してください。そして本体側面のパネルを外します。ファンの前のプラスチックカバーもきれいに掃除したい場合は取り外しても構いません。ネジを外した後、カバーを回さないと取れないタイプもあるので、臨機に対応してください。

手順3.ファン取付部の取り外し

室外機で最もクリーニングしなければならないのは背面から左側面にかけての熱交換用アルミフィンです。ファンは室内機のように周りをおおわれたシロッコファンではなく、扇風機のようなプロペラファンですのでカビや雑菌が発生することはまずありません。軽く洗ってやれば十分です。アルミフィンの方はほこりや砂、草などが付着したり挟まったりすると空気の流れが遮られ、熱交換効率が下がり、エアコンの効きが悪くなります。この部分の洗浄のためにファンが邪魔なので、取付マウントごと取り外します。上部と下部にそれぞれネジが付いているので、それらを緩めれば外せます。配線があるので完全に取ることはできないので、右の方にずらして置いておきます。

手順4.その他の部品

室外機は前面側面パネルの取り付け構造が若干異なるだけで、メーカーごとの仕組みの違いはほとんどありません。その他に外す部品もまずないと考えていいと思います。清掃時に電装部分に洗剤が飛び散らないように、それだけ注意してください。ほかの部分は、もともと屋外でしか使用できない機械ですので、少々のことでは壊れないようにできています。ご安心ください。

ダイキンのエアコンの中には除湿だけでなく加湿機能まで着いたものがあります。「うるるとさらら」です。「うるる」が加湿の意味です。これに関連する部材が室外機の上部に取り付けられており、唯一、他のメーカーとは違うところです。この部分を外さないと、ファンが取り外すことができない場合があります。「うるるとさらら」それをもじって「うるさら7」などの商品名が付いたダイキンのエアコン室外機を分解する場合は注意してください。

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