洗浄の3要素

ハウスクリーニングにおける洗浄にはその技術と知識が必要ですが、次の3要素をまず抑えてください。

水を使わずに洗浄はできませんね。洗剤を溶かして薄めたり、摩擦を低下させて使いやすくしたり、汚れそのものを溶かしたり、薄める役割があります。

洗剤

洗剤の最も重要な成分は界面活性剤です。これは表面張力を下げる役割があります。この機能で汚れを浮かすことができるとともに汚れが素材に再付着するのを防止します。

器材

ブラシやへら、雑巾などの繊維質で物理的な力で汚れを落としたり、狭い所の汚れに直接作用させます。

洗浄のメカニズム

汚れの付着

汚れが素材についている状態です。普通に汚れている状態だと思ってください。

洗浄成分の吸着

洗剤が素材から汚れをはがし、その後包み込みます。素材と汚れを分離させる前の作用です。

ローリングアップ

洗剤が汚れを包み込んだまま素材から浮かそうとします。

汚れの除去

ここで汚れが素材から完全に分離します。汚れが落ちた状態です。

すすぎ

素材から分離した汚れと残った洗剤を洗い流します。

清掃用薬剤の種類

一般に洗剤と呼ぶことが多いのですが洗剤も薬剤のひとつです。清掃に使う薬剤には次のような種類があります。

洗剤

水溶性の洗剤として台所用ジョイ、いろんな種類があるマジックリンなど多数あります。有機溶剤としてはベンジン、シンナーなどがあります。

研磨剤

クレンザーといった方がわかりやすいかもしれません。粉末タイプではホーミング、液状型ではタフやジフがあります。

漂白剤

塩素系漂白剤にはカビキラーやカビハイター、酸素系漂白剤にはワイドハイター、還元系ではハイドロハイターがあります。

ワックス

樹脂製と水性がありますが、最近では樹脂製が多いです。

水素イオン濃度による洗剤の類別

水溶性洗剤には酸性、アルカリ性といった液性があります。

酸性の汚れにはアルカリの洗剤が、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果があります。

酸性洗剤

水垢、湯垢、尿石、鉄さびなどを落とすのに適しています。市販品ではサンポールがあり、強い刺激臭があります。大理石、タイル、金属等を腐食させるので使用には注意が必要です。

アルカリ性洗剤

しつこい油汚れにはアルカリ洗剤が適してます。プラスチックやアルミを腐食させるので、換気扇のクリーニングをしたあとは、洗剤をよくふき取ってください。皮脂やたばこのヤニには弱アルカリ性洗剤が有効です。

中性洗剤

軽い汚れには、洗浄力は落ちますが素材への影響が少ない中性洗剤を使用してください。

界面活性剤の働き

界面活性剤は洗剤に配合される成分の中で、最も洗浄力に関係する重要なものです。水によくなじむ親水基と油によくなじむ親油基(疎水基)から成り立っている化合物です。

表面張力低下作用

液体の表面張力を下げることによって、素材との親和性を高め、なじみやすくさせます。

湿潤作用

界面活性剤を添加することによって素材の表面についた液体がひろがり、素材を湿らせ易くします。

浸透作用

繊維等に水を落としても表面張力のためにはじかれることがあります。界面活性剤を加えると表面張力を下げ、繊維内にしみ込みやすくなります。

乳化作用

水と油は通常混じり合うことはありませんが、界面活性剤が油を包み込むおとで、水の中に混じりこませることができます。このとき白く濁った状態になります。

分散作用

水とススなどは通常混じり合うことありませんが、界面活性剤が煤を包み込むことによって、水の中に拡散させることができます。

温度と洗浄力の関係

洗浄温度と洗浄力はおおむね比例関係にあり、温度が高ければ洗剤の洗浄効果も一般に高くなります。

素材との関係

温度を上げ過ぎると今度は素材への悪影響を及ぼす可能性が出てきます。素材を傷めたり、塗装面が変色したりすることがあるので60度くらいが限度でしょう。

人との関係

また温めた洗剤を直接利用することを考えると人肌にちかいぬるま湯の温度、40度くらいが適当です。

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