選ぶときに気をつけるべき業者の説明です。駄目というのではなく気をつけてください。
1 作業内容と料金が不明確
料金表に「○○円~」としか表示されていなかったら要注意です。値段の上限が不明ということは表示金額の数倍の料金を請求されるかもしれないということです。料金体系がどうなっているのか、「~」の理由が明記されているかを確認してください。通常、エアコンの場合、換気扇やお風呂と違って汚れの度合いによって金額を変えている業者は少ないです。というか私の知る限りにおいてはありません。「~」の理由はフィルター自動掃除機能の有無や埋込タイプもしくは抗菌コートや室外機のオプションです。チラシやホームページに明記されていれば問題ありませんが、不明な場合は電話やメールで問い合わせるか、その業者の選択を遠慮してください。そうしないと折角、日程を空けてクリーニングを依頼してお金を払ったのに臭いも汚れも思っていたほど取れなかったということになりかねません。
2 ホームページがあまり充実してない
多少の得手不得手はあるかもしれませんが、仕事のできる人は何をやっても卒なくこなせますが、仕事のできない人は何をやらせてもだいたい駄目です。テレビもない時代であれば店を広げて商売を始めれば、近所の人が買い物に来てくれましたかもしれませんが、今は違います。テレビやインターネットが発達し、これらのメディアは店を開ける以上に重要な広告媒体です。ましてやスマフォがパソコンを抜く時代にホームページは欠かせない情報発信基地です。HPは店舗にとって集客の一手段とも考えられますが、お客様にとっては情報を収集するための大切な手段です。このホームページに目を向けていない業者は、エアコンクリーニングの最新技術にも目を向けることがないと思います。つまり、旧態依然とした体質で昔ながらのクリーニング手法に固執している可能性が高いということで注意が必要です。
3 消臭剤や芳香剤を使いたがる業者
人間の味覚や嗅覚は、体に良いものと悪いものを区別する能力でもあります。エアコンが臭いということは体に対して何らかの支障となるものが空気中に蔓延しているということです。具体的にはカビであり、その中でも最も怖いのはアスペルギルスという非常に毒性の強いバイ菌です。これを吸い込んで全身に感染することでもあれば最悪、死に至ることもあります。では、エアコンクリーニングで消臭剤や芳香剤を使うということはどういうことでしょうか?最も疑うべきは取り切れない臭いをごまかすということです。多少、洗浄で手を抜いても消臭剤で臭いを消してしまえばお客様は満足するだろうという安易な方法です。考えても見てください。折角、人間が警告の手段として臭いを嗅いで体に悪いとわかる能力を持っているのに、その臭いだけを消しているのです。つまり、臭いはないけど体に影響する雑菌が残っているのです。しかも、それをごまかしている業者ですので、絶対に注意してください。
4 口コミが悪い又は良すぎる
口コミが悪いのはもちろん駄目ですが、あまり良すぎるのも注意が必要です。当店も登録していますがエキテンの不正が有名です。悪い口コミは速攻で削除されるそうです。基準は星4つ以上が掲載で、3つ以下が削除のようです。何でも良いので確かめてください。星3つ以下のコメントはほぼ無いはずです。口コミや評価が良いといっても当てにならないということです。サクラを使っているサイトもあるかもしれません。話半分くらいの気持ちで口コミは読んで下さい。
5 損害保険に加入していない
エアコンクリーニングはメーカーの修理のときにしか分解しないもので、それを分解して大量の洗剤や水を高圧で吹き付けるのですから、どうしても故障させるリスクを伴います。当店でもクリーニング終了後、エアコンが正常に作動しないことが年間、2~3台あります。それは作業ミスによる場合もたまにありますが、注意していても回避できない場合もあるのです。特に古いエアコンは老朽化しているので壊れやすいといえます。損害保険は必須ではありませんが、エアコンそのものだけではなく、作業に伴って壁や床材を痛めることもあり、このようなときに保険に加入している業者は多少は安心できます。