天井取付型エアコンとは、天井に埋め込んだり吊り下げたりするタイプのエアコンです。業務用や住宅設備用に多く使われていますが、最近では家庭用も増えてきました。天井取付型エアコンにはどんな種類があるのでしょうか?また、メリットやデメリット、お手入れ方法はどうなっているのでしょうか?今回は、天井取付型エアコンの基礎知識をご紹介します。
【天井取付型エアコンの種類】
天井取付型エアコンには大きく分けて以下の4つの種類があります。
- ビルトインカセット形
壁内に本体を設置し、吹き出し口だけを天井から露出させるタイプです。本体が見えないため、インテリアに馴染みやすくなっています。 - 天井埋込ダクト形
ダクト(配管)を通して複数の吹き出し口から風を送るタイプです。空調効果が高く、部屋全体を均一に温度調整することができます。 - 天吊露出形
天井から本体ごと吊り下げるタイプです。設置場所や方向が自由に選べるため、レイアウト変更にも対応しやすいです。
【天井取付型エアコンのメリット・デメリット】
それぞれの種類によって異なりますが、一般的に天井取付型エアコンのメリットとデメリットは以下のようになります。
- メリット
- 床面積や壁面積を占有しないため、空間効率が良くなります。
- 高さがあるため、冷暖房効果が高くなります。
- 風量や風向きを調節しやすくなります。
- 壁掛け型よりも静音性が高くなります。
- デメリット
- 購入費用や設置費用が高くなります。
- 壁掛け型よりも消費電力が多くなります。
- 天井高さや構造に制限があります。
- 清掃や点検が手間になります。
【天井取付型エアコンのお手入れ方法】
天井取付型エアコンは、壁掛け型よりも清掃や点検が難しい場合があります。しかし、適切なお手入れをしないと、エアコンの性能が低下したり、カビやホコリが発生したりする可能性があります。そこで、以下のようなお手入れ方法をおすすめします 。
- フィルターの掃除:フィルターは吹き出し口から取り外せる場合が多いので、定期的に水洗いや掃除機でホコリを除去しましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗って乾かしてから取り付けましょう。
- 本体の掃除:本体は高所にあるため、自分で掃除するのは危険です。専門業者に依頼するか、安全な方法で行うようにしましょう。本体の表面は柔らかい布で拭くだけで十分です。
- 内部の清掃・点検:内部にはファンや熱交換器などの重要な部品があります。これらは専門知識や技術が必要なため、自分で触らないようにしましょう。年に1回程度、専門業者に依頼して清掃や点検を行ってください。
以上が天井取付型エアコンの種類とメリット・デメリット、お手入れ方法についての記事です。天井取付型エアコンを選ぶ際には、自分のニーズや予算に合わせて最適なものを見つけましょう。
浜松おそうじハウスでは、天井取付型エアコンを含めた各種エアコンクリーニングを承っております。天井埋込タイプのエアコンは家庭用壁掛けタイプと違って、コンセントの差し込みが外に出てないので、クリーニング前に必ずサーキットブレーカーの場所を確認してください。この場所は室内だったり屋外だったり結構探し回ることが多いので事前に調べておいてください。このブレーカーを落とさないと作業中に故障したり感電する可能性があり、危険です。プロの技術とサービスで、エアコンを快適に保ちます。ご興味がある方はぜひご連絡ください。
天井埋込カセット型の種類
4方向
天井に埋め込まれ真四角、正方形で、4つの辺に送風口があるので、こう呼ばれます。
2方向
天井に埋め込まれ長四角、長方形で、長い方の辺に送風口があるのでこう呼ばれます。4方向に比べ比較的、大型が多いです
1方向
天井から吊り下げられ、壁に取り付けられてます。家庭用エアコンの大型みたいですが、構造は逆で空気を下から吸って前から出します。これも比較的大型です。