レンジフードタイプの台所用換気扇の分解手順です。

手順1.フィルターを取り外す

フィルターは、いつも外しているので問題ないと思いますが、油で固まっている場合は左右にずらしながらゆっくり外すか、それでもダメな場合はドライヤーで暖めて油を柔らかくしてから取り除いてください。

手順2.フードを取り外す

フードは構造的には取り外せるようなっていることが多いですが、施工時に横の壁に貼り付けられていることがあるので確認して下さい。その場合は取り外すことはできません。また、換気扇やライトのスイッチがフード部分に取り付けられている場合は、配線コネクターを事前に外してください。フードは取付場所の下方の内側でロックされています。このロックを上に持ち上げるか、持ち上げた後、手前に回すと外れるようになっています。外れたらフード全体を手前に少しずらし、上方に持ち上げて上部の引っ掛けているところを外します。これでフードは全て取れると思いますが、油で汚れているので、置き場所も前もって確保しておいてください。

手順3.換気扇を取り外す

換気扇の前にそのカバーを外します。これは1~3個の蝶ネジで留められていることが多いです。古いタイプは分解の手軽さとかを考えられていなかったので数が多く、最近のものは1つが主流です。もちろんネジのついていないタイプもありますので、ご不明な方は取扱説明書を参考にして下さい。カバーが外れたら、いよいよファン(換気扇)を外します。真ん中にダイヤルのように大きなネジがついているのでこれを時計回り(右回り)に回します。ここのネジが通常と違って逆ネジになっています。普通は時計回りは締める方向ですが、ここは逆です。ファンの回る方向との兼ね合いで作動中にネジが緩まないようになっているのが理由です。ネジが外れたら、あとはファン全体を引っ張りぬくだけです。油が固まっていて外れにくいことがありますので、その場合は、やはりドライヤーで暖めるしかありません。ここは力で真っすぐ引くしかありません。ハンマーなどでたたく方法もなくはないですが、回転軸が曲がって故障の原因になりますのでやめてください。

手順4.パーツ等を外す

ライトのカバーや電球、換気扇のスイッチなどのパーツは、好みに応じて分解してください。難しくはないと思います。自信のあるかたは換気扇が入っていたカタツムリのようなカバーとそれに取り付けられているモーターまで外しても良いですが、それほど汚れてなければ無理はしない方が無難です。

組立は、おおむね逆順です。クリーニング時にはつけ置き洗い等で油をきれいに取り除いてください。配線コネクターやスイッチ部分は洗剤を着けすぎるとショートすることがあります。事前に電源を抜くかサーキットブレーカーを切ってから作業を始めてください。

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