エアコンクリーニング後でも多少のにおいが残ることがあります。洗浄の前にエアコンを分解しますが、完全に分解することはできません。業者によってはシロッコファンやウォータードレインパン(水の受け皿)まで取り外しところもありますが、非常に高価です。

クリーニング直後のにおいについて

当店ではファンやパンまでは外さず、高圧洗浄機で洗剤を吹きつけて洗浄します。したがって、ファンの内側、パンの奥底までは完全に洗浄することができず、多少のにおいは残ることがあります。洗浄直後はにおいがしていても、時間がたてば治まることが多いです。

95%以上の脱臭力!

おおむね95%以上はきれいにできますが、どうしても数%は残るというイメージでお考え下さい。この数%でも気になるという方は、完全分解洗浄の業者を指名するようにしてください。

古すぎるエアコンは買い替えも検討する

もし年季の入った古いエアコンなら買い換えた方が、かえって安くつく場合もありますので、そのあたりは十分にお考えの上、決心されてください。

エアコンをクリーニングするか交換するかは何を目安にすればよいでしょうか?

エアコンの寿命

最近のエアコンは結構長持ちします。稼働部品であるモーターの中でも、肝心なシロッコファンに使われているものは丈夫です。まず、故障することはないと考えても良いのではないでしょうか。ルーバーなどを動かすサーボモータはファン用モータに比べるとやや寿命が短いと思います。わたしもいくつか、へばったモーターを見たことがあります。そのような部品の平均的な故障サイクルを考えると、寿命は長くても15年から20年だと考えた方が良いと思います。

メーカーの部品在庫

メーカーは販売終了した後の製品の部品でも、修理のためにある一定期間、部品を在庫させなければなりません。通常の部品は法律上、最低9年くらいです。従って、9年以内であれば、仮に故障しても修理できる可能性が極めて高いことになります。もちろん、9年経ったからといって、すぐに部品を処分することはないので、その後も部品さえ在庫していれば修理は可能です。

この年数がエアコンの寿命や交換時期の目安の一つになります。この年数以内であれば修理して継続使用、過ぎてからの故障は処分して新品に交換するのが良いと思います。年数が過ぎてから修理してもエアコンは使えますが、交換した部品以外の部分が次に故障し、修理のサイクルが短くなって、買い替えるよりも高くつく場合があります。

熱効率と電気代

エアコンもまだ進化の途上にあります。同じ電気代でもより温度調節ができるようになっています。熱効率をよくして経済的な運転で電気代を安く抑えることができるのです。つまり、新しいエアコンに交換すると出費があってもその後のランニングコストを抑えて、結果的には安くつくことも十分考えられます。寿命が来る前でも、調子が悪くなったら買い替えについても検討してください。

エアコンクリーニング

クリーニングは2、3年に一度をお勧めしています。エアコンの寿命からすれば3、4回クリーニングしたら、その次は買い替えてください。

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