セスキ炭酸ソーダの特徴と用途

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダの成分

セスキ(sesqui)はラテン語に由来する分数で「2分の3」のことです。モノ、ジ、トリ、テトラとか化学の授業で習った記憶のある方も多いと思いますが、この流れで「2分の3」を「セスキ」といいます。セスキ炭酸ソーダの成分は、炭酸ソーダと重曹(重炭酸ソーダ)で、ほぼ1対1の割合です。炭酸ソーダが1、重炭酸ソーダが2に相当するので、これを1対1で合成すれば中間の1.5、すなわち「2分の3」となりセスキ炭酸ソーダとなったわけです。と説明すると2つの成分からセスキが合成されたようになってしまいましたが、実は自然界に存在するのがセスキ炭酸ソーダの方で、これから重曹を生成しているというのが本当のところです。つまりセスキ炭酸ソーダの方が重曹より先にあったということです。

セスキ炭酸ソーダの特徴

セスキ炭酸ソーダは重曹に比べてアルカリ性が強くなります。液性を示すpH(ペーハー)で表現すると、セスキ炭酸ソーダはpH9.8、重曹はpH8.2で数字が大きいほどアルカリ性が強く、pH7が中性、7より小さいときは酸性です。アルカリ性が強いということは油を分解する能力が高くなりということで、油汚れが落ちやすくなります。つまりセスキ炭酸ソーダは重曹よりも油汚れに強い洗剤ということです。また、セスキ炭酸ソーダはアルカリウォッシュと呼ばれることもあります。セスキ炭酸ソーダのもう一つの特徴は水に溶けやすいということです。水に十分溶けるということは、汚れになじんで浸透し、分解することによって洗浄力が向上します。スプレーに入れても、重曹のように詰まって使えなくなる心配が全くありません。

セスキ炭酸ソーダの用途

セスキ炭酸ソーダは、汚れの主な成分とされる脂肪酸(分解した油脂で、皮脂・手垢や台所の油汚れがあたります)やタンパク質(台所の汚れの多くに含まれます。血液などもそうです。)を溶かす効果があります。
台所(キッチン)では、換気扇の油汚れ、ガスレンジの五徳の油とそれが炭化した頑固な汚れ、鍋やフライパンの焦げ落とし、シンクやステンレス容器の曇り取りに効果があります。
浴室(バス)では、カビ取りや水垢とりに効果があります。また、洗濯で使用すれば衣類の皮脂汚れや汗ばみを落とすだけでなく、洗濯槽の洗浄にも効果が期待できます。
リビングや寝室では、壁紙の汚れを落としたり、ソファーやベッドなどの皮脂汚れを落とすことも可能です。

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