クエン酸の特徴と用途

クエン酸

クエン酸とは

みかんやレモンのような柑橘類などの中に多く含まる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつです。かつては、酸性洗剤といえば塩酸を薄めたものが多かったのですが、安全性に問題があり、取り扱いに注意が必要なことから、最近ではクエン酸を利用した洗剤が多くなってきました。また、薬局やホームセンターでしか手に入らなかったクエン酸も、最近では100円ショップ等でも安く簡単に買えるようになりました。

重曹やセスキとの違い

最も大きな違いは液性です。重曹やセスキがアルカリ性なのに対して、クエン酸は酸性です。汚れなどの対象物が酸性の場合はアルカリ性の洗剤が、反対にアルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的です。重曹やセスキはたばこのヤニや油汚れのような酸性の汚れには強いのですが、主な成分がアルカリ性である石化した水垢や尿石にはあまり効果がありません。そこで、この弱点を補完するためにクエン酸を活用すれば、かなりの範囲の汚れに対応することが可能となるのです。

クエン酸水の作り方

クエン酸水の作り方は重曹水と同じで、水に溶かして薄めるだけです。分量は重曹水の時の半分くらいで十分です。コップ1杯(200cc)の水に小さじ1杯位が目安になります。500ccのスプレーヤーですと小さじ約2~3杯くらいがちょうど良いのですが、希釈率は汚れの程度に応じて調整していただいて結構です。重曹水と同じで、よくかき混ぜて粒々が洗剤の中に残らないように注意してください。最悪の場合、スプレーヤ―の吹き出し口を詰まらせることになります。

クエン酸水の用途

【鏡・ガラスの水垢・うろこ取り】
最初に、重曹水等でクリーニングしておき、それでも残ったしつこい頑固な汚れをクエン酸によって取り除きます。鏡などの素材の表面にクエン酸水をスプレーして、キッチンペーパー等で全体を覆い、その上からもう一回クエン酸水を噴霧して30分以上放置します。汚れが酷い場合は、その上にさらにラップをかけて半日ほど放っておいた方が汚れ落ちの効果は向上します。あとはスポンジかブラシを使用してこすり落としてください。湿布代わりに使用したラップを取って、クシャクシャに丸めて表面の水垢やウロコを削り落としても構いません。丸めたラップの角やしわが汚れをそぎ落として良く落ちる場合があります。一度で落ちない汚れは、数回この作業を繰り返して、表面から少しずつ落としていきます。
【お風呂の小物・トイレの軽い尿石】
お風呂の洗面器や椅子などのプラスチックの小物やトイレの尿石などでも軽いものであれば、クエン酸水できれいにすることができます。クエン酸水を素材の表面にスプレーして2~3分放置しておくと洗剤に反応して汚れが柔らかくなるので、スポンジやブラシを使ってこすり落としてください。意外ときれいになるとはずです。是非、試してみてください。
【消臭・抗菌作用】
クエン酸水にはアルカリ性の悪臭を分解する働きやばい菌の繁殖を抑える効果もあります。浴室や台所の排水口にスプレーしたり、キッチンの水切りカゴに噴霧して、消臭・抗菌という利用法もあります。

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